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NFCハッカソンに参加してきました

先日行われましたNFCハッカソンに参加してきました。実は勤務先のブログでも本イベントの報告はしているのですが、個人的な見解等も交えて書きたかったので自分のブログにもポストしました。

NFCについて

技術的なことはWEB上にも沢山あるので(参考:NFCの定義)そちらを見て頂くとして、世界観というかアイディア出しのアプローチとして私なりのNFCの解釈をまとめてみようと思います。
ソニーの鳥居さんの資料がスゴく分かり易かったです。

NFCのイメージ

本ポストではスマフォでのNFC利用前提で言及します。
一般的にNFCというとSUICAFelicaのイメージが強く、どうしてもタッチするというアフォーダンスが働くように思えます。そして何かアイディアを出そうとするとチェックイン系アプリへの発想へと凝り固まる(気がします)
しかしながらNFCは無線通信規格であるため、もっと自由度が高い。

抽象的で申し訳ありませんがNFCリアルとバーチャルを繋ぐゲートウェイになり得るものだと考えています。リアルな世界でNFCで何らかの行為を行うと、バーチャルな世界に何らかの影響を及ぼす、そんなイメージです。なので、チェックインという動作だけに凝り固まるともったいないです(※別にチェックイン系アプリをDisってる訳ではありません)

O2OとNFC

NFCはO2O文脈に非常に向いていると思います。
例えば、GEO情報等でオンライン側から店舗来店のオフライン側に誘導し、店舗内に設置したNFCタグから再びオンライン側に誘導させるとか。しかしながら、NFCタグを各店舗に配るのかというと、それはそれで面倒であり、スタートアップ等では非常にやり難い営業力勝負の所でもある。そして、そこまでまだ浸透していない。まだ、時期尚早感が漂っています。

現段階でのNFC

そこで、現段階ではスマフォユーザがNFCをユーザ体験として学習するフェーズなのかなーとも思ったりします。そういった意味では、SUICAの中身を読み取るだけのアプリでも良いし、Felicaの決済履歴を閲覧でするでも良いと思います。
しかしながら、Androidマーケットを見て驚くのが、「NFCで○○をします!」とか「NFCによってどーのこーの」的な「NFC」を全面に押し出したアプリ説明が多いこと。イノベーターやアーリーアダプターな方々にはNFCという名前で刺さると思うのですが、一般ユーザ目線で言うとNFCという単語は逆に見せない方がいいのではと思います。
SUICAを使っているときも、これはNFCだということは誰も認識していないと思うので。スマートフォンをかざすと何かが起きるというユーザ体験を得ることが出来れば現状十分なのかなーと。

各社のNFC動向

ですが、2013年にはNFC全盛期だという噂もあり、各社いろいろな取り組みが始まっているようです。
しかし、どれもおさいふケータイの延長上な印象。既に使い方を学習済みの用途でスケールさせていくのが正攻法だとは思います。
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ハッカソンでの自分なりのテーマ

だから、自分としては、そういうお財布ケータイやチェックイン文脈ではないことをやりたかった(全然時間内に終わりませんでしたが)。
そこで今回発表させていただいたドラクエのXボタンの話になりました。

概略としては、
スマートフォンでやることって、時間と場所とかで大体決まるよね?例えば、自分の場合、「ベット」+「夜」の文脈だと、スマートフォンはアラームをセットすることしかしない。このような文脈によって、スマートフォンでの行動が一意に決定できるケースをNFCで更に文脈を与えてあげることで、確度を高め、ワンタッチでアクションするようにしてみようという話。

発表資料をアップしときます。発表ではファミコン時代のドラクエのUI(壷を調べるのに「しらべる」を選択する煩わしさ)とスーパーファミコン以降のドラクエのUI(Xボタンだけで解決)を比較して、文脈により一意に行動が決まる様子を説明しました。

これからもNFCから目が離せないっ!!